はじめまして!
7月からキッカのスタッフとして働いている田村と申します。
その前は10年ほどライブハウスのPAオペレーターとして働いておりました。
キッカに来てビックリしたのがAスタの設備です。
なんだこりゃ! ほぼライブハウスじゃないか!
リハーサルスタジオにはふたつくらいスピーカーが置いてあるのが一般的ですが、Aスタには5つもあるんですね!
メインのスタンド付きがふたつ、移動しやすい車輪つきがふたつ、そしてなんとドラマー用がひとつ!
これ、実は100~200人規模のライブハウスのステージ構成とほぼ一緒なんです。
たいていのライブハウスには、お客さんが聴く用のデッカいスピーカーがあって、それとは別に、ステージにはモニターと呼ばれる演奏者用のスピーカーがあるんです。
モニターは別々のバランスで音を出せるようになっているので、「ここにはベースを」「あっちにはヴォーカルを大きく」といった調節ができるんですね。そういうのをリハーサルで調節して、本番に向かう。それがいわゆるライブハウスのサウンドチェック、リハーサルというヤツです。
※よく見る 「ここ、ドラム3点下さーい」っていうアレですね。
で、キッカのAスタではライブハウスとほぼ同じ事ができるのです。
備え付けのミキサーに入れたマイクや楽器の音は、
- メインL
- メインR
- AUX1(FOOT 足元行き)
- AUX2(DRUM行き)
に個別にバランスをとりながら出力できます。
だから、常にライブハウスと同じように、それぞれの立ち位置で音のバランスを調節しながらリハーサルができるのです!
お互いの演奏がしっかりと聞こえる状態で練習すれば、おのずとお互いの出す音色や演奏内容まで気が回るようになります。
そしていざライブハウスに出たときに、アレが聞こえる、聞こえないの判断がすばやく下せるようになります。
まずは、メインとなる歌やパートがちゃんと全員聞こえる状態で練習してみましょう。
もっとつきつめてみたくなったら楽器用のマイクもレンタルして、モニターから出してみましょう!
周りのメンバーの演奏がキチンと聞こえる状態で練習すれば、きっと演奏自体も変わってくるハズです。
空室カレンダーでAスタをチェックして、いい環境で練習しちゃいましょう!!
でもってライブ当日ドヤ顔で「こっちキックちょっと下さい」とか言っちゃいましょう!!
しかもこのモニター環境のままマルチトラックでセルフレコーディングできちゃうなんて…!
→[スタジオ設備機材] インターフェースになるミキサー導入!
キッカ オススメのひと部屋です!