こんにちはエンジニアのアツシです！
今回は「レコーディングって時間がかかる」の概念をころっと変える方法をご紹介。
今回ご利用頂いたのは、横浜を中心に活動している4ピースバンド「UNDER JEEMO」様。
先に結論から言ってしまうと、彼らなんと、、、
8時間で8曲（ミックス込）で当日CDをお持ち帰りしちゃいました！
時間内にたくさんの曲をレコーディングする方法
いわゆる一発録りってやつが基本となります。
通常のリハーサルのように全メンバーがスタジオ内に入り、セッティングします。今回はボーカルさんもなんと一発録りなので、ホントにリハと全く同じです。
コントロールルームではバンドが演奏しているのをリアルタイムでミックスしながらモニタリングします。
その後、ギター・ソロやコーラスをダビングして、最終的なミックス調整をして終了（笑）。
今回のレコーディングのタイムテーブル
今回の時間の流れはとてもスピーディーで効率的な流れでした。
- 12:00〜13:00 セッティング・サウンドチェック
- 13:00〜14:00 8曲連続演奏（1回目）
- 14:00〜15:00 8曲連続演奏（2回目）
- 15:00〜15:30 確認〜OK曲の選定
- 15:30〜16:30 OK以外の曲を再度REC（4曲）
- 16:30〜17:30 コーラス録り
- 17:30〜18:30 ギター・ソロ録り
- 18:30〜19:30 ミックス（最終調整）
- 19:30〜20:00 確認CD完成！
レコーディング料金
スタジオキッカ吉祥寺でのバンドレコーディング8hパック（約5万円）で8曲入のCDが完成しました！
最後に恒例の記念撮影。
写真ではわかりにくいですが、ご利用明細を見せながら「ホレ！5万で8曲やってやったぜ！」という意味ですw
補足ですが、もちろん限られた時間の中なので、妥協点ももちろんたくさんありました。ただ、少しも妥協せずにレコーディングできる予算と時間があるかというと、それもなかなか難しいのがバンドマンのツライ所（汗）。
妥協点はあっても、彼らは「CDを作るという結果を出すのに、こんな低予算でも可能なんだ」ということを実践し証明してくれました！
「もちろん、ガッツリCD売って儲かったら、もっと時間をかけてしっかりとレコーディングしたい」とおっしゃってましたが、そのための第一歩としてはとてもいいレコーディングだったと思います！
「レコーディングにはお金がかかる」というのは間違いで、
「レコーディングにお金をかける」か「かけない」かです。
どっちでも音源は完成します。
時間をかけたからいい音源になるかというと、そうでもありません。
音源を作るという結果に向かってどのような過程を踏むか、それはバンドさんそれぞれなので、迷っているバンドさんは一度お気軽にご相談下さいね！
[バンドREC]
