キッカスタッフの田村です。
twitterでちょっと面白い記事を見かけたのでご紹介したいと思います!
ほぼどのスタジオやライブハウスにおいてあるRoland JC120。
ギタリストのみなさんなら一度は使ったことがあるんじゃないでしょうか?
クセのないクリーンでストレート、な印象を持つ方も多いかもしれませんが、意外とコレがクセモノなのです。
リンクを見ていただければ一目瞭然なのですが、フラットな音源(おそらくギターではないと思いますが)をフラットに出すためのセッティングが
VOLUME 3 TREBLE 2 MIDDLE 10 BASS 5
という極端なセッティングになってしまうという恐ろしい結果に・・
(ただコレは周波数的にフラット、ということなので必ずしもギターの音色としてフラット、とも限らないのですが)
他のセットと見比べるとJCのMIDDLEは2khzあたりにふってあるっぽいですね。
DAWなんかをいじってる方からすると2kってけっこう高いな!と思われるのではないでしょうか?
同じ”mid”と呼ばれる帯域でもだいぶ認識が変わりますね。
ギタリストとエンジニアで”mid”の認識がかなり食い違うなんて事にもなりそうです・・・
リンク元にもありますがJCにももちろん個体差やらなんやらありますが、一度ご自身の機材でこのセッティング試してみてはいかがでしょうか?
ギターやエフェクターの真の姿が見えてくるかもしれませんよ!
ちなみにキッカギター講師の磯先生にこの話をしてみたところ、磯先生イチオシのJCセッティングは
VOLUME 3 TREBLE 2 MIDDLE 0 BASS 0
との事。
このセッティングがエレキギターの生音に一番近いのだとか。
エレキギターの生音、て考え方もすごいですが(笑)
確かにハムバッキングのPUにVOVOXのシールドで直繋ぎした音色はタッチがでていてとても美しかったです。
高級ブティック系アンプのクリーントーンに近い印象でした。
歌ものデュオのバッキングには最適なんじゃないでしょうか。
繊細なタッチの練習なんかにもいいかもしれませんね!
いやーJC奥が深いですね。。。
投稿元のRigCrunchさんは自分のボードの設定・音源を共有できるサービスを準備中、とのこと。
JCのセッティング以外にもためになる面白トピック満載なのでチェックしてみると面白いかもです。
ギターのセッティングやメンテナンス、機材アレコレな話が大好きな磯先生のレッスンはコチラから↓